内装コーティングも下地処理が大事です
本日のシートコーティング施工事例は約30年前のお車、NSXの黒革シートになります。
状態としてはオーナー様の管理がすごい、素晴らしいとしか言いようのないNSX。
30年もの時を経た車両とは思えない外装・内装共に惚れ惚れするほど、ずっと眺めていられるという表現が正しいのかは分かりませんが、日頃のお手入れや管理が大事という事を改めて勉強させて頂きました。
リペアという選択肢 Or 現状維持
画像のような乗り降りを繰り返すうち必然と起きてしまう、摩擦による革シートの劣化。
人それぞれ価値観が違いますので、
1:そのまま、ありのまま所有
2:レザーリペアで新しい状態へ戻して所有
3:現状(オリジナル)の風合いと質感を残しつつも保護コートして所有
今回のオーナー様の場合、3番に該当されるかと思います。
ここで大事なポイントは、「現状の風合いを残しつつ」経年劣化の進行を遅らせる点でしょう。
内装コーティングを塗布する前の下地処理
ここでやっと本題・・・、ここまで読んで頂きありがとうございます!
シートコーティングの場合も、既販車は特に塗る前のクリーニングと、どのようなコーティング剤を塗るかが物凄く重要となります。
黒革シートで見られる「テカリ」
原因は一言で、「汚れ」になります。
その汚れを、革シートに負担をかけないで出来るだけ汚れを除去する事。
Starex認定施工店では当たり前のように行えるよう、知識と技術を習得しています。
どのようなコーティング剤を塗るのか?
ここでの重要ポイントは5つ
- 素材の色合いを損なわない事
- 素材の質感を損ねない事
- 素材の耐久性を向上させる事
- コーティング剤の塗りムラをリカバリーできる事
- 不燃性の車内で有機溶剤を使わない事
Starexは有機溶剤を使わない、これは100%達成。
それ以外、全て100%とまでは言えませんが、全体的にバランスの取れた「車のシートコーティング剤」= Starex 、またはStarexに準ずるものがあれば、適切な下地処理を行ったのち塗布することが重要です。
最後までお付き合い頂きありがとうございました!